「2地点間を光ファイバで繋ぎたい」「学術情報ネットワークSINET(※1)に高速接続したい」など光ファイバを使ったサービスを提供します。
イーサネットが多く使われますが、それに限らずいわゆる光専用回線を提供するサービスです。
具体的には、ダークファイバを大手通信キャリアなどから弊社が借り受け、お客様が必要とするサービスを提供するものであります。ダークファイバとは、すでに市中に敷設済みのファイバの内、未使用ファイバ芯線のこと。つまり一条のケーブル内には数百から数千芯の光ファイバが束ねられていて、ケーブルを敷設するとその一部は使用されますが、未使用状態の芯線が多く存在します。未使用のものは光を通していないのでダークファイバと呼ばれます。

帯域シェアの光回線を契約しインターネットに接続することはごく簡単にできますが、帯域を確保した専用線を使うことは敷居が高いかと思います。
しかしながら、「大容量データを送りたい」、「インターネットの遅延は許容できない」、「主回線のほかに別系統のバックアップ回線を確保したい」などなど専用線を使って実現できることがあります。弊社は光ファイバおよびその関連機器を使ったサービスをシンプルに提供します。

学術情報ネットワークはSINET5からSINET6にアップグレードされ、2022年4月から本格運用されています。
例えばバックボーンは400Gb/sといった大容量回線ですし、アクセスポイントも増加しました。
すでに多くの大学や研究機関でこれを利用されていることと思いますが、新しい地点を繋げたい、回線増強したい、近くのアクセスポイントに変更したい、などあればぜひお声がけください。

SINETは一般の営利企業単独では利用できませんが、商用ネットワークのアクセスポイントと専用線で接続したいという場面も多くあるかと思います。
また、本社と工場を結びたい、ショールームと開発現場を結びたい、色々な場面があろうかと思います。

さて、弊社テレセッションも基本的には専用回線を使った映像双方向伝送のサービスであります。
さらに、テレセッションと同時に大容量データ通信もその回線を通したいということも波長多重技術で簡単に実現できます。
システムベンダが販売する光伝送装置にも波長多重機能はありますが、上記2系統の伝送のためにはオーバースペックです。
遠距離伝送だとDWDM(※2)波長を使う選択、近距離だと1.3um帯と1.5um帯を使うなどバリエーションがあります。
また、双方向伝送のためにファイバ2本ではなく1本で済ませる方法もあります。
どうするのがいいかはケースバイケースですが、光の持つ特性を活かすような伝送をなるべくシンプルに提供します。

専用回線でお客様に伝送サービスを提供するわけですが、その途中には機器設置が必要になることもあります。例えば長距離を伝送すると光ファイバの損失によって光強度が弱まるので、光アンプという機器で増幅をします。また、複数地点を切り換えるような場合には、光スイッチといった機器を設置する必要があります。このために、大手通信キャリアの持つ通信用建物内に環境の整った場所を借りて、機器を実装するためのキャビネット(通信用ラック)を設置しサービスと提供するような場合もあります。
現在の制度では、誰でも気軽にケーブルを借りることができるわけではなく、場所を借りることができるわけでもありません。必要な知識や技術、経験そして各種手続きが必要となります。

光ケーブルを使った様々な通信サービスを提供することが可能です。
特に、従来の大規模光通信システムでは実現できなかった、小回りの利く通信システムの構築や運用をいたします。
光専用線の構築をお考えなら是非お声がけください。

※1: SINET(サイネット)は国立情報学研究所(NII)が構築、運用している大学、研究機関等を結ぶ情報通信ネットワークです。
※2: DWDMはDense Wavelength Division Multiplexingの略。高密度波長分割多重。1本のファイバに80波~96波もしくはそれ以上といった異なる光波長を多重して伝送することが可能です。