2X2光スイッチ2個を標準筺体に収めたユニットをご用意しました。
ここで2X2というのは2入力ポートと2出力ポートを持つという意味であり、ある入力ポートはどちらの出力ポートにもつながるし、別の入力ポートはあいている出力ポートにつながるという動作です。
例えば、テレセッションシステムを構築する際に、交換局へつながるファイバを近くの2地点で共有したい、但し頻繁に切り替えるわけではなく低頻度で切り替えたい 、予約システムで制御したいほどではない、手動で十分、などという場合に使えます。
同じことは、ファイバをコネクタから抜き差しして接続を繋ぎ変えればできますが、それはクリーニングが煩雑だったり、繋ぎ間違えをしないか心配だったりします。
ちょっと複雑ですが図にしてみると、

という具合です。「緑」と「赤」の線がある部分が光スイッチで、手動で「緑」の接続にするか「赤」の接続にするか選べます。
「緑」の接続を選択した場合、User-Aが外部回線につながります。「赤」の場合はUser-Bが外部回線につながります。なお。D-1とD-2がループバック接続してあるので、外部とつながっていないUserは自分の映像がディスプレイに映ります。
さて 「緑」と「赤」の 選択は機器のフロントパネルの押しボタンスイッチで行います。フロントパネルには電源の供給のためのコネクタがついています。至便性を考慮しUSB-Bとして、パソコンやお手直のUSB電源を印加すればよいようにしています。但し、USBによるスイッチ状態の制御はできません。電源は切替時のみ必要で、電源を印加しなくても最後の状態をずっと保持し続けます。(ラッチングタイプ)

このユニットは部品として入手可能な光スイッチ部品を、扱いやすいように筺体に組み込み操作スイッチを付けたものです。テレセッションへの応用だけでなく、広く光関連の接続実験や研究開発にも使えます。波長帯は1台で1310nm帯と1550nm帯との両方動作します。
上記構成に限らず色々なバリエーションにも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。