光パスコミュニケーションズ(HPC)は高精細映像や光伝送に関する様々なサービスを提供いたします。
1. 光ファイバ専用線網の構築
●光ファイバ専用線網の構築:
「4K8K高精細映像や大容量データなどを低遅延で送りたい」といった一般のインターネットでは実現できないネットワークを提供します。ポイントツーポイントから複雑なネットワークも含めお客様のご要望に従った最適なシステムを構築します。「学術情報ネットワークSINETに高速接続」にも対応いたします。
●テレセッション:
4K解像度の双方向・ゼロ遅延の映像と高品位音声で遠隔地とリアルタイムに結びます。非圧縮光伝送ですので伝送遅延時間はほぼゼロです。2地点間の通信だけでなく、多地点同時接続や多地点を切り替えての接続など、お客様のご要望におこたえいたします。
2. 光送受信ハードウエア
●4Kセットトップボックス:
4K解像度の双方向映像伝送装置であり、ビデオカメラやビデオモニタとのインターフェースは汎用的なHDMIです。ステレオ音声を重畳することができテレセッションシステム用に開発しました。多数の映像フォーマットにも対応しており、映像伝送を便利に行うことが可能です。
●映像モニタリング機器:
テレセッションのゼロ遅延の特長を活かし、片方向の伝送に特化しモニタリングの用途に向け開発しました。建物内の伝送、例えば劇場内のモニタリングにも使用できます。指揮者を直視できない演者のための指揮者モニタ、演目を進行させるためのモニタに、ゼロ遅延伝送技術が活用できます。
●8Kトランシーバ:
8K解像度の双方向・ゼロ遅延の伝送機器です。12G-SDI(4本)を映像インタフェースとし、シングルモードファイバ光回線(2本)にて遠隔地と接続することが可能です。DWDM波長多重技術を用いて実現しました。
●波長多重機器、光スイッチ、分配器
1本のファイバに光の波長を変えた複数の情報を重畳する波長多重技術や、ファイバの接続をコネクタ挿抜なしに行う光スイッチ等、光通信技術を利用した様々な機器をご提供します。バックボーンに使われるような大手システムベンダの伝送装置を使えばそれは実現できるかもしれませんが、高度な技術を個々のお客様が必要な機能だけに絞って構成します。いわばディスアグリゲーションの一端であります。
●超低遅延IP伝送:
光ファイバの確保が難しい場合、帯域を確保したIPネットワークを伝送路として、非圧縮で高精細映像を伝送することも可能です。
遅延時間はフレームバッファの分だけ若干増えますが、超低遅延の双方向通信が可能です。
●汎用ハードウエアによる圧縮IP伝送:
ー4K映像をストリーミング配信、既存ネットワークを使って誰でもどこでもライブ映像の送り手・受け手にー
圧縮を行うことにより、小さな帯域でも高精細映像を伝送することができます。遅延を少なくするために汎用ハードウエアを使用しますが、小型で使いやすいシステムのご提案をいたします。さらに、クラウドを使った低遅延ライブ配信つまり「4K IP生放送」も実現可能です。
● SONY社カメラブロック用インタフェース基板:
光信号は扱いませんが、SONY社製ビデオカメラブロック用のインターフェース基板です。カメラのTDMS出力をHDMIコネクタ信号に変換します。 USBやRS-232Cのシリアル通信を用いてカメラを制御することが可能です。
3. 遅延時間測定
●遅延時間測定ユニット:
ゼロ遅延・低遅延を数値化するために開発しました。ボタンを押せば「ビデオカメラ+映像伝送+ビデオディスプレイ」の遅延時間がパソコン画面に数値表示されるシステムを実現しました。映像系の遅延時間を簡単に数値化できますので、遅延を気にする場面でご活用いただけます。
●遅延測定ユニットマルチ(リップシンク、音声遅延測定):
映像以外に音声その他様々な情報コンテンツの遅延が測定できる遅延測定ユニットマルチDPN2021Aをリリースしました。本機には標準で映像と音声の遅延測定機能が備わっており、従来のLEDランプ/フォトダイオード(PD)に集音用スピーカ/響音用のマイクが追加されています。
1. 光ファイバ専用線網の構築
「2地点間を光ファイバで繋ぎたい」「学術情報ネットワークSINET(サイネット※1)に高速接続したい」など光ファイバを使ったサービスを提供します。イーサネットが多く使われ...
続きを読む2. 4Kテレセッション
4Kテレセッションは、お客様サイトにビデオカメラ、ディスプレイ、そして弊社オリジナルのセットトップボックスを置かせていただきます。そして環境に適したマイクロホン、必要に応じスピーカ...
続きを読む3. 4Kセットトップボックス
本機は、4Kテレセッションを行うためにユーザ様サイトに設置するセットトップボックスです。最高4K60フレーム毎秒の映像を双方向に伝送することが可能です。DPN9001A ...
続きを読む4. 指揮者モニタ・舞台モニタ:映像モニタリング機器
テレセッションの超低レイテンシーつまり「ゼロ遅延」の特長を活かし、片方向の映像伝送を行うシステムをご提供しております。指揮者を直視できない演者(演奏会形式のオペラ歌手、パイプオル...
続きを読む5. 8Kゼロ遅延トランシーバ
解像度8Kの送受信機(トランシーバ、セットトップボックス)を製品化しています。特長は非圧縮なので低遅延・ほぼゼロ遅延ですので、遠隔地が8K映像で目の前に現れます。映像機器とのイン...
続きを読む6. 光ファイバを活用する機器:波長多重機器、光スイッチ、分配器
ソリューションの項にもご紹介しましたが、1本の光ファイバに多数の波長の光を伝送し、あたかも多数のファイバがあるように活用する波長多重技術があります。また、光の行き先を切り換える光...
続きを読む7. 超低遅延IP伝送(非圧縮)
光で伝送するDOPN(ダイナミック光パスネットワーク)は、当該地点間の全経路の光ファイバを確保する必要があります。それによって各種メリットが生まれますが、一方ファイバの確保が難し...
続きを読む8. 4K映像をストリーミング配信、既存ネットワークを使って誰でもどこでもライブ映像の送り手・受け手に
◇はじめに4Kテレセッションは非圧縮で4K超高精細・音声をゼロ遅延・双方向に伝送できる優れた伝送方式ですが、既存ネットワーク回線を使ってなるべく遅延を減らし、コンサートや...
続きを読む9. SONY社カメラブロック用インタフェース基板
本機は、SONY社製カメラモブロックであるFCB-EW9500Hなどの出力信号を、汎用的なHDMIに変換するインターフェース基板です。カメラのTDMS出力を、HDMIコネクタ信号...
続きを読む10. 遅延時間測定ユニット
映像の遅延時間(レイテンシー)を数値化するユニットDPN2011Bを販売しています。「ボタンを押せば数値が現れる」ことを実現するためにパソコン上で動くソフトウエアをご提供します。...
続きを読む11. 遅延時間測定ユニットマルチ(音声遅延測定、リップシンク)
従来の遅延測定ユニットDPN2011Bは映像の遅延時間(レイテンシー)を数値化することが可能で、様々な分野のお客様に活用いただいています。このたび映像以外に音声その他様々な情報コ...
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