低遅延(低レイテンシー)の映像伝送と一口に言っても、アプリケーションによってどのくらいなのか色々です。
弊社が得意とするのは数フレームの領域、数十ミリ秒程度です。
しばしば使われる映像フォーマットは30フレーム毎秒ですが、これだとフレームあたり33ミリ秒かかってしまいます。その倍の60フレーム毎秒で16.7ミリ秒、これで2~3フレームなら多くの場合は許容さられ領域です。
しかし、もっと速く!といわれると、120フレーム毎秒のご提案を差し上げます。
一方、一般のインターネット経由でIP圧縮して伝送する場合、単に中継をするだけでしたら、秒程度の遅れはさほど問題にならないかもしれません。それでも、スポーツ中継を見ていて、隣のパブからは「ウォ~~」と歓声が上がってるのに、自分のところの映像が遅れるのはやや興ざめです。やはり、速いほうが嬉しいと思います。
数十ミリ秒の遅れは慣れないと気が付かないほどです。なので、あえてわかりやすくゼロ遅延と言っています。
さらに、遅延が極めて小さいということは、遅延時間の揺らぎ、すなわちジッタが小さいもしくは「無い」ということにもつながります。遠隔操縦その他の場面においてそれは重要で、「確定遅延」とか「コントロールされた遅延」が注目されており、弊社製品はこの要求にもこたえることができます。
なお、そのゼロに近い遅延を測定するソリューションもご提案しておりますので、関連ページをご参照ください。