国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)では、文部科学省の光ネットワーク超低エネルギー化技術拠点(VICTORIES) を中心に新しい光通信技術の研究開発を推進してきました。https://unit.aist.go.jp/pprc/victories-2nd/
このプロジェクトは2017年度で終了となりましたが、得られた成果を実用化して広く世間に貢献するために、株式会社光パスコミュニケ―ションズを産総研内外の有志にてプロジェクト実施期間中に設立しました。また弊社は産総研内の審査を経て「産総研発ベンチャー」https://www.aist.go.jp/aist_j/business/alliance/startup/aist-startups/list/index.htmlの認定を受け、産総研の技術を使って広くビジネスを進めております。
弊社は、新しい光通信技術であるダイナミック光パスネットワーク(DOPN)を事業化し、4Kテレセッションを具体的アプリケーションの一つとして、皆様のお役に立ちたいと考え活動しております。

光通信技術は長年にわたり高度な研究開発が精力的に行われてきました。先端的な装置のビットレートはテラビット毎秒、1本の光ファイバで数10テラビットを伝送することも不可能ではありません。ただし、その光技術を誰でもすぐに使える状況にはなっていませんし、世の中を支えるインフラとしての光通信の位置づけは安定性や継続性などが大事ですので、それに伴う重さが伴います。一方、4K8K高精細映像とかVR/AR/MRなどをはじめとする新しいアプリケーションとか低遅延ゼロ遅延が活きる応用とか、光通信技術を活用することで今までにない価値を創造できる可能性があると考えます。そのギャップを埋めようと活動しております。

光で“つなぐ”ことによって最高のコミュニケーションを実現して、皆様の暮らしや社会を豊かにしてまいります。